狼は群れの序列が厳しく、群れのトップ以外は生殖行為はしない

狼は群れの中の序列が厳しく、群れの中でつがいは基本的に一組で、序列上位同士の雌と雄がつがいになり、雌に選択権がある。

狼は犬に比べて発情期の回数が少なく、一回あたりの出産数も少ない。そのため、群れで子供を守る意識が強く、群れのリソースをその群れの最上位の雌と雄に集中させるから、結果としてその一組のカップルが継続する。

要するに狼に自由恋愛はない。お家重視ということで、人間で言ったら明治以前の風習。

カビラが狼のカップルを推奨しているならば、人間もそれにならって個々人が好きなように恋愛・結婚するのではなく、群れ(お家)を存続させるために、その構成員が一致団結して、肉体的・能力的に生殖に最適な一組を支援するべきということになる。

狼の雌は、つがう相手を厳しく選り好みする。つまり優秀な雄相手じゃないと交尾しない。

お試しでお付き合いして味見したりはしない。

それに対して犬はつがう相手を選ばない。発情したらどんどん交尾する。つまり犬は自由恋愛。

時代遅れと思われているお家重視の婚姻だが、自由恋愛は貧困層の人口を増やすだけで、単純労働力を大量に必要とする社会にしか向かないのかも知れない。

誇り高く強靭な狼はお家重視。バンバン増える犬は自由恋愛。

群れの存続重視で、生殖権を有する最も優れた雌を群れ全体が全力で守るので、狼には性暴力がない。

狼に習うのであれば、本当に優れている女性にのみ婚姻の権限を与え、一族や地域社会が全力でその女性を支援する体制にするべきだろう。

逆に言うと、集団の中で最も優れている女性は、必ず結婚して子を残さないといけない。

そしてもちろん、群れのリーダーになれるぐらいの実力がある男性しか、結婚レースに参加する資格はない。

「被害者にも非」性暴力の偏見